ハムスターが巣箱を使わない/トイレで寝る時の対処法
こんにちは🌞
今回はハムスターが巣箱で寝ずに他に巣を作ったり、トイレで寝てしまう場合の改善策についてご紹介します!
来たばかりの時からトイレで寝たり巣箱で寝たりを繰り返していたミルくん…
『だって落ち着くんだもん』
私もトイレは落ち着くので好きです。
が、この場合はそういう問題じゃない😨
ハムスターにとってより落ち着くはずの巣箱をあまり使わないのには必ず何かしらの原因があります。
ハムスターのストレス源は非常に奥深く複雑で全てに当てはまる条件というものはありませんが、一つの可能性として目安にしてください。
1.巣箱が気に入らない
ハムスターが巣箱を使わない理由として、巣箱をそもそも巣箱として認識していない可能性があります。
原因は様々ですが、考えられるものとして
・入り口が広すぎて外から丸見えであり、安心できない
・巣箱が狭すぎて合わない
・巣箱が広すぎて安心できない
・巣箱の洗浄が不十分で薬品や洗剤の匂いがして落ち着かない
などがあります。
巣箱として丁度いい大きさは、目安としてハムスターが3〜5匹入る大きさなどと言われていますが、高さなのか横幅なのかわかりにくいですよね。
ハムスターが必要とする巣箱は、入り口から死角になるスペースがあり、中で丸まっても壁に体が触れず、方向転換できる幅があって、中で餌を食べたり毛繕いするためにしゃがんでも余裕のある高さを確保してあげてください。
高すぎたり広すぎたりすると、かえって巣箱として認識してくれず、巣箱の中でトイレを定めたりしてしまうので、ハムスターの大きさを見つつ丁度いいサイズのものを探しましょう。
いいものが見つからない場合は、空き箱で作ってあげるのも一つの策ですが、すぐに汚れたり破られたりするのでこまめに交換してください。
2.巣箱の配置が悪い
レイアウトや死角の有無も大きく影響します。
巣箱が飼い主から丸見えになっていたり、巣箱の近くに電子機器や光源があったり(そもそもケージの近くにない方がいいですが)、飼い主が手を入れる場所の近くな巣箱があると、ハムスターは巣箱では安心できないと考えます。
心当たりがある場合は巣箱の前の空間に箱を切って作ったトンネルなどを配置したり、巣箱とトイレの位置を入れ替えたりしてみてください。
3.ケージの中が安全でないと考えている
ハムスターが飼い主を怖がっていたり、ケージ内に慣れていなかったりして、本来安全なはずのケージの中が危険だと思っている場合、ハムスターは自分の匂いがついているトイレが安心できる場所になります。
本来、ハムスターは、自分に匂いがついて敵に見つかることを恐れてなるべく匂いが付かないようトイレを分けるため、
このことが原因でトイレに籠る場合は、巣箱の中でトイレをしてしまうのと同じく、相当ストレスがかかっています。
しばらくケージに近づかず、最低限の世話だけをして様子を見ましょう。
4.暑くて体を冷やそうとしている
夏になると考えられる理由です。
トイレ用の砂に鉱物系の砂を用いてる場合に特に多いです。
まず、砂自体がひんやりとしていることと、自分の排泄物の蒸発熱で、トイレの中はハムスターにとって涼しい場所なんです。
しかし、トイレの中は不衛生なので、トイレで涼む様子が見られたら、空調で気温を下げ、トイレ以外の涼しい場所(大理石やテラコッタを置いてみるとか)を作ってあげるなど、暑さ対策をする必要があります。
ちなみにミルくんはこちらが原因でした。
25°Cを超えていなかったので驚きましたが、大理石を入れ、空調をつけるとトイレで寝なくなりました。
5.他の外的要因
上記の他に、例えば隣や上下階の部屋がうるさくて振動を避けていたり、ドアが近いことを嫌がっていたり、他のペットのケージの位置であったり、隣に棚があって影になっている部分があり、そちらを好んでいたり、エアコンの風が当たる部分があったり、直射日光が当たる部分があったり…など
数えられないほど可能性としてはあります。
1〜4を試してみて改善されない場合は、周りの環境をよく見直してみてください。
また、周りの振動によるものの場合は、ケージの下にダンボールをひくだけで軽減することができます。
心当たりがある場合は試してみてください。
よろしければコメントお願いします(*´꒳`*)ノ